1.西台代表の挨拶と田中先生の紹介
2.田中先生のプロフィール
(環境自然公園指導員・泉南高校教諭・男里川の干潟を守る会)
講演のポイント
「昔の泉南の海岸はすばらしかった いくつもの川が流れ込み
山からそれぞれ違った栄養分を海に運んだ
海には 砂や砂利や小石や岩など 違った環境がいくらもあった
これが 豊富な幼魚を育て 大阪湾に送り出していた」
「今では自然の海岸線が残っているのは岬と加太の極一部だけである」
「行政は自然の力に邪魔してはイカン! わからん事は知ってる人に聞け」
「今からでも遅くない!われわれは自然環境の改善維持に 出来る事からやらなアカン
次の世代につないで行く事が大切や」
「今でも タコの稚魚は 泉南の海で大きく育ち
大人になると 冬は少しでも暖かい深みへ移動するため 明石海峡へ移動する
そこで捕まって (明石蛸)と言われているが 本当は 明石蛸は泉南タコだ!!」
「【楽しく 元気で ほんまもん】 これでないとアカン!」
感想
先生の人柄がそのまま出た 楽しい2時間30分であった
自分の目で見て 自分で動いて それを楽しんでやっている
現場を知っている人だけが言える 実感のこもった言葉が 縦横に出てきた
また 先生のフィールドワークでの説明も 現実的で実感がこもっていて
非常に面白い 次回は先生と一緒に 自然を歩いてみたい(立石)
「せんなん里海公園海岸に漂着した海亀の標本:頭骸骨」