うみべの森を育てる会『ほたる観察の夕べ』・・・井関川竹林
2004年(平成16年)6月8日(火)雨のち曇り
うみべの森を育てる会『ほたる観察の夕べ』・・・井関川竹林
参加者 13名[川岡夫妻 杉本夫妻 立石夫妻 寺田 中出 西台 細井夫妻 盛 森下]

細井夫妻が早くから会場の設定に走り回り
周りが真っ暗になったときは
ローソクの灯かりの道案内灯が ぼんやりと灯り
竹林の闇を幻想的に 優雅に 浮き上がらせて 見せる演出が最高であった

当日 雨模様の怪しげな天候の中 夫婦連れでの参加者が目立った
ほたるが見えるとの電話で慌てて遅ればせながら駆けつけた横着ものもいた

川の淵や 木の上や 竹やぶの各所で光る源氏ぼたるは
何事も煩わしいことを 忘れさせる効果満点

ほたるが5mも 10m高い所を 飛び交うとは
水辺を飛び交うものと 固定観念を持っているものには 意外であった

ほたるを写す写真技術がないのが残念…人間しか写っていなかった
短時間であったが十分に堪能し心豊になり家路についた
「楽しい心豊になる時間をつくっていただいた 細井御夫妻 ありがとう!!」 (記 立石)

[中出 治さん 俳句集]
人に付き 竹藪歩き 螢狩り
暗がりに 目の慣れ藪の 花十薬
遠螢 こっちのみーずは あーまいぞ
けろけろと 藪に蛙の 歌ながれ
小さき火を 大き火の追ひ 恋螢
たまゆらの 空中散歩 螢の火
竹林を 斜めに斬りて 螢飛ぶ
映る火に 恋して螢 水に落つ