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『うみべの森を育てる会』ホームページ

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みさき里山クラブとの交流会 in 孝子の森

平成16年4月2日(金) 快晴
 「花炭・竹炭を焼こう」…[みさき里山クラブ:孝子の森]に集合
     (みさき里山クラブとの交流) 

参加者…うみべの森を育てる会…12名  
      [飯島 柴田 杉本 立石 寺田 中川] [吉川 篠原 傳 西台 森下]
      特別参加[傳 浩聡君]
      みさき里山クラブ…3名[岡田 辻 中野]

3月14日の定期総会の懇親会の席上で 
急に「花炭を実際に焼きたい!」との話がもちあがり 
当日出席の岡田氏(みさき里山クラブ会長)が即座に了解下さり 本日の行事になった
当日は6時ごろまでジャジャ降り風雨であったが 
皆が家を出る頃から青空が見え出し現地到着した時は 
文句のつけようのない 「いい天気!!」になった

9:30にうみ森:花の広場に集合したメンバーは 
3台の車に分乗して旧:孝子小学校グランドへ向かった
急な申し入れにもかかわらず 
「みさき里山クラブ」の岡田会長 中野さん 辻さんの3人が出迎えてくださり 
孝子の森の集会基地まで案内してくださった
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中孝子集落を通り(伊豆賀川)沿いの(林道伊豆賀線)を歩いて
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20分の道のりの予定だったが 途中に珍しい草花や(伊豆賀口池)があり 
その都度観察していて実際は到着は30分以上かかってしまった
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吉川さん 西台さんに「キケマン」「ムラサキケマン」「タチツボスミレ」「ウバユリ」等の
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花の名前を教えてもらい「フユイチゴ」の群生を観察し 
口池ほとりで「ツクシ」を採集し 等々なかなか多忙な楽しい道のりであった
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10:30にみさき里山クラブ基地に到着 岡田会長からスケジュールの説明
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早速全員でドラム缶や竈に火を焚き炭焼きの準備に入った
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花炭の作り方
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1.準備したもの ①フタ付きお菓子の空き缶 
           ②ツバキの花 松ぼっくり 殻付き落花生 つくし 花つき小枝 等々
            ③もみがら 針金
2.炭にしたいものを空き缶に入れて まわりをびっしり もみがらで埋める
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3.空き缶にフタをして針金でしっかりとしばる
4.焚き火の上部に空き缶を設置して下から熱する
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5.空き缶から煙が出なくなると(約1時間) 火より下ろして 熱をさます
6.缶が完全に冷めてからフタを開けて中身を取り出す
7.原型より少し小さくなった かわいい花炭の完成です
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竹炭の作り方
1.準備するもの ①フタ付オイル缶 煙突
           ②乾燥した孟宗竹
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2.簡単な設備作成 オイル缶を横にして少し土に埋め込む 
  後の一部に穴を開け煙突につなぐ スノコで下部が空洞になるようにする 
  フタの上部一部にも穴を開ける 
  オイル缶全体に土を盛る他にオイル缶を縦割りした半円形のドーム状カバー
3.スノコの上に竹材を詰め込む 穴の開いた部分を上部にしてフタを固く閉める
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4.フタの前に鉄板ドームを置きその中で火を焚く
  (上記は みさき里山クラブの簡易イベント用実習設備)
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5.2時間ほどして煙が薄くなると火を消し フタの穴も土を盛り完全密閉する
   (中に空気が入ると竹材が灰になってしまう)
6.1時間ほどさましてからフタを開け中身を取り出す
  上部はやや変形しているが下部には真っ直ぐな形のよい竹炭が出てきた 
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楽しい昼食(12:00~13:00)
  (青天井のテーブルでインスタント味噌汁付で各人の弁当を食べながらダベリング……)
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里山散策(13:10~14:00)
 昼食後 炭焼きの火を消して 岡田会長の案内で里山を散策 途中稀少植物の育成も観察
  ショウジョウバカマ(猩々袴) シュンラン(春蘭) アマドコロ(甘野老) 
  イチヤクソウ(一薬草) ウグイスカグラ バイカウツギ(梅花空木) 
  等々が大切に育成されていた
  白樺林に似た「ビョウブ林」の道があったり 
  下草も良く刈られ 道も起伏に富み          
  風景もなかなか良く 道の整備は行き届いている 
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うみ森でササユリ新芽観察&ケロケロ湿地チェック(15:15~15:45)
 孝子からの帰り道に[飯島 杉本 柴田 中川 立石]はうみ森に入り
 ササユリの新芽をチェック 3本の新芽を確認 今年も楽しみである
 ケロケロ湿地も水量はあるが漏水を止める作業&池底浚え作業の必要を確認
 山桜とナノハナが満開ですばらしい
by umibenomori | 2004-04-02 00:41 | Trackback | Comments(0)