H21年12月度植物調査

(9:50~12:20) …せんなん里海公園内うみべの森
参加会員…11名
『12月度植物調査 in うみべの森』
寒波が去り 暖かい冬が戻ってきた
今日はハーブタペストリー香の会の山野草に興味のある会員3名と
上久保学校の生徒1名が特別参加してくれた
うみべの森の植物に部外者でも興味をもってくれることは うれしい

主役は上久保顧問と吉川植物調査リーダーと柴田カメラマンと
記録係の西台さんと記録整理担当の傳さんであり
その他はのんびりと うみべの森の散策を楽しんだ
初めての参加者は熱心に先生の説明を聞くので
先生の説明も何時も以上に熱が入る

12月の植物は一番花の少ない時ではあるが 春の先駆けのような花が
いくつか見られたのは うれしい
今頃何故?と疑問に思う きれいな蝶まで見られた
「ルリシジミ」

ビオトープ(ケロケロ湿地)の周辺は山野草の宝庫のようになってきた

①オオジシバリ…咲きかけの きれいな黄色である


②ノゲシ…背丈が小さいとタンポポと間違う
③アメリカイヌホオズキ 比較して見ると花の形が違う
④イヌホオズキ


⑤オオアカウキクサ…どうすれば減らせるだろうかが話題となる
⑥ツワブキ…花期が終ったのかわずかしか見られなくなった
⑦スイバ(スカンポ)…すっぱいが食用になる
⑧オニタビラコ…黄色い小さな花だがあちこちで咲いている
⑨トキワハゼ…小さい蘭のような花が元気に咲いていた
⑩ダンロボロギク…葉だけが元気である
⑪コバノタツナミ…先月に引き続きわずかだが花を咲かせている
⑫タチスズメノヒエ…1mくらいの背丈になる帰化植物らしい
⑬ウシハコベ…ハコベとの違いの説明


⑭ヒメジオン…春の花だが もう咲き出している
⑮オオバコ…人の歩いた道に繁殖する
⑯ワレモコウ…花芽が順調に育っている
⑰センニンソウ…年々株が増加して来ている
⑱ヤブツバキ…赤い花に銀色をふりかけたような変ったツバキである
「あちこちに黄葉はまだ残っている 逆行で見ると格別にきれいである


ツバキ林の花が他のツバキの花と違うのに今日初めて気がついた
濃い赤に銀色を刷毛で引いたような感じのきれいな花だ
この林の全てのツバキが同じである 少し離れたツバキは赤だけである
これは大事にして繁殖させる必要がありそうである

あふれ滝の竹樋も初代は腐ってきて二代目の新しいのに作り替えられている
これで満遍なく小川に水の供給が出来る…バンザイである」

「うみべの森を育てる会」植物調査記録作成
