うみべの森の諸々
箱作自然海岸に行くためには うみべの森の前を通る
行き帰りは必ず立ち寄ることになる
あふれ滝はしばらく水も流れていなかったが
今日は轟々と立派な滝になっている

小川にも十分に水の補給は出来ている

うみべの森のビオトープにもホースの水は100%出ており
一時水が減少したのも水源の水位が揚がって復元した
土管の流れも樋で受けてビオトープに誘水しているので
普段より多くの水が流れ込んでいる

しかし第4池の水位が満水でないのは
何処かで漏水が始まっているようだ
うれしいことは6輪咲のササユリで1輪だけが咲いていなかったのが
今日は見事に咲いていた…うみべの森の今年の最後のササユリである


オカトラノオも5輪咲いているが花期は終わり
下半分はすでに散り落ちていた
しかし来年からはもっと数が増えることを期待している

アマモサポートが終わってからも会員はうみべの森に集まり
お茶とお菓子で しばらく反省会とも云えぬオシャベリが続いた

23日(土)の定例活動日は参加者が少ないので中止とし
7月15日以降に振替活動日を入れることにした
全員が最後のササユリを観賞して満足して帰っていった


せんなん里海公園には稀少な植物もある
ヒトモトススキは大阪府では石切神社の近くと
ここと2箇所しか成育していないらしい
今日はそのヒトモトススキの周辺を造園業者が草刈りしていた
阪南市教育委員会の指示のようである
生育場所は阪南市管理地だが 観察はせんなん里海公園側である
知らない者は せんなん里海公園の管理地と思う

うれしいことに一時衰退が危ぶまれたのが株が増えて3株になっている
ススキの中に生えている藤や野イバラを手刈りでお願いしてきた
〃場所にアイアシも生息しているが 業者はこのことは知らなかった
阪南市教育委員会は細かいことを指示していないようだ
それでも大切に成育を見守りたい植物である

タコ遊園の登り口にクサスギカズラが1株だけ成育している
これは せんなん里海公園も認識していて
草刈りの時も注意してくれているようだ
しかし以前よりは株は小さくなっているように思うが…?
せんなん里海公園で1株だけの存在なので これも大切にしたい植物である
